fc2ブログ



SWZS!
スターウォーズを中心に映画やグッズを紹介するブログ。
ディセント ( Written By TAKA )

 今回は日本公開前から気になっていた作品。レンタル開始速攻で借りてきて鑑賞。
THE DESCENT
THE DESCENTシャウナ・マクドナルド ニール・マーシャル ナタリー・メンドーサ

エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2006-11-29
売り上げランキング : 150

おすすめ平均 star
star狭いよ
star今年最高の恐怖だった!
starこれってあの話しと似てないか?

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 監督は「ドッグ・ソルジャー」が好き者のそれなりの支持をうけたニール・マーシャル。キャストは…これといった人がいませんね。TAKAは「マグダレンの祈り」のノラ・ジェーン・ヌーンしか見覚えのある人はいませんでした。

 お話は仲良し女性5人組+1の冒険譚といった様子で始まります。観光者向けの洞窟探検にノリノリ(死語)6人組、しかし落盤事故により退路を断たれてしまいます。暗闇の中で次第に険悪になっていく人間模様、そんな雰囲気の中で…「何かがいる!」「何?」「人間じゃない!?」キャーーッ!!となるわけです。

 前半50分はサバイバルスリラーっぽい展開、しかし後半50分は完全にモンスターホラーに転化します。ここら辺どうも「前半の方が面白いし、変にモンスターなんか出さない方がよかった」と感じている人もいるようです。しかしジャンルファンであるTAKAはWELCOME!COME ONモンスター!で大歓迎!!恐怖演出という点では「まあそれなり」程度ですが、ゴアシーンは近年のホラー映画同様に結構エグイことしてます。緊張感も持続しますし、見終わってからグッタリしました。似たような洞窟ホラー「地獄の変異(THE CAVE)」よりは間違いなく面白いです。この作品のメッセージ、とにかく女性は怒らせたら怖いってことで…。

※北米興収データ…約2600万ドル(歴代1734位、2006.11時点)
イギリス映画にしては健闘した部類ではないでしょうか。
スポンサーサイト





師走か… ( Written By TAKA )

 早いもんで数日後には12月に突入します。1ヶ月後には年の瀬も押し迫った時期、ということを考えると今更ながら「時の過ぎるのがどんどん早く感じるなあ」と。年末というと毎年気掛かりなのが「ああ、年賀状書かなきゃ」ということ。皆さんはいつ頃書いてますか?TAKAはもう近年はずっとクリスマスの頃に取りかかり始めて、12月30日前後に投函。このパターンですね。とは言え、パソコンで年賀状書きするようになってからは随分手間が省けました。小学生~大学生の学生時代に一枚一枚手書き(って言ったってそんな大層なもんではないですが)してたのが、今では信じられませんね。まあ学生の時と就職してからでは、年賀状を出す数自体に随分開きもありますけど。今年も子供の写真をドーンと印刷し、コメントを書く欄は小さく、という省エネ形式でいきたいと思います。もうとっくに年賀状自体は買っているんですが、書くのはやっぱりクリスマス頃になるんだろうなあ。

【2006/11/28 11:31】徒然日記 | TRACKBACK(0) | COMMENT(4) |



サイレントヒル ( Written By TAKA )

 あああぁぁ~っ、SWネタがないっ!ということで今日も他映画ネタを。
サイレントヒル
サイレントヒルラダ・ミッチェル クリストフ・ガンズ ローリー・ホールデン

ポニーキャニオン 2006-11-22
売り上げランキング : 43

おすすめ平均 star
starあの世界観をここまで表現できるとは・・・・・
star良く出来ています☆
star一気に恐怖空間へ・・・

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 コナミのゲームを実写映画化。TAKAは第1作を「確かプレイしたな」程度の記憶しかなく、ゲームの細部なんて殆ど覚えちゃいません。ということで、あくまでも「劇映画」としての感想に絞ります。

 監督は「ジェヴォーダンの獣」のクリストフ・ガンズ。余談ですがこの人昔は日本の東映出資で池上良一の漫画「クライング・フリーマン」の実写映画を手掛けたりしてます。出世したなぁ。主演に「ピッチブラック」「マイボディガード」のラダ・ミッチェル、「LOTR」「フライトプラン」のショーン・ビーン、「ペイバック」のデボラ・カーラ・アンガー。

 お話は夢遊病の娘の治療のために地下火災(?)のためにゴーストタウンと化した街「サイレントヒル」に二人で向かうことになります。何で治療のためにゴーストタウンに?という疑問は映画を見れば分かります。で、サイレントヒルに到着した途端に事故に見舞われ、母親が意識を取り戻したときには娘の姿が消えていて…。探している内にどこからともなくサイレンが鳴り響き、その途端想像を絶する怪異に悩まされることになる、というもの。

 結論から言うと、ホラー映画としては殆ど怖くないです。これは雰囲気を楽しむ映画ですね。サイレントヒルという町並み、そして世界観は見る価値ありと言えるでしょう。常に火山灰が降り注ぎ、原色を極力抑えたその風景は一種の美しささえ感じました。ただそれがサイレンが鳴った途端に、いきなり暗黒の色遣いになるんですよ。見せ場はゲームキャラの異世界クリーチャーたちと言えるんでしょう、何かクライブ・バーカーのフィギュア「トーチャード・ソウル」を思い出しました。もしかしてあのフィギュア群はこのゲームの影響を受けているのかな?見せ場に用いられるCG群は少しその質感に難あり、CG丸出しに感じられる部分もあり、少し興ざめかな。

〈ネタばれ〉
 結局主人公の親子はこの世界とは別の「サイレントヒル」に迷い込んでしまったんですね。最後に娘を救出した後、ハッピーエンドかなと思わせといて、実はやっぱあっちの世界に行ったまま。現世に戻ってくることは叶いませんでした。ここら辺「後味が悪い」と感じる人もいるかもしれませんが、実に抑えた感じで描写しているのである意味余韻の感じられるエンディングになりました。
〈終了〉

 ホラーとしてはあまり機能はしていませんが、世界観が見事な雰囲気のある作品。決して観賞後「面白い!」とは思わなかったものの、妙に後に残って結局DVD注文しちゃいました。

 そういやサイレンが鳴った後に怪現象!の映画では堤幸彦の「サイレン」ってのもありましたな。あまり評判は良くなかったかもしれませんが、TAKAは結構面白かったです。

※北米興収データ…約4700万ドル(歴代996位、2006.11時点)
一応公開第一週末は一位発進だったものの、北米のみでは製作費5000万ドルは回収出来ませんでした。ただ海外セールスも合わせれば約1億ドル稼いでますんで、もしかして続編もあるか!?



ブレイブストーリー ( Written By TAKA )

 今日は珍しくアニメでいきましょう、レンタルで鑑賞したこれ。
ブレイブ ストーリー 特別版
ブレイブ ストーリー 特別版亀山千広 宮部みゆき 千明孝一

ワーナー・ホーム・ビデオ 2006-11-23
売り上げランキング : 14

おすすめ平均 star
star勇気物語
star心温まる物語☆
star何が大切なのか教えてくれる

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 原作は宮部みゆき、TAKAは未読です。って言うか、この人の本は一冊も読んでないや。声の出演に松たか子、ウェンツ瑛士、大泉洋、常磐貴子、その他にも豪華な顔ぶれが揃ってます。

 お話は崩壊寸前の家庭に子供なりに心を痛めるワタルが、転校生ミツルと出会うところから始まります。実はミツルは異世界へ行き来できる男の子(説明が難しいな、こりゃ)で、その異世界での女神に会うことが出来ると、一つだけ願い事が叶うらしいんですよ。で、ワタルは家族を取り戻すために異世界への扉を開けるんですな。

 公開時はかなり宣伝に力を入れていたような記憶がありますね。それなりの売り上げもあげたはず。TAKAは見てる間に何となく「ナルニア国物語」を思い出しましたよ。あれも異世界に行った子供達が、そのファンタジー世界で活躍するお話でしたね。宮部みゆきの原作は全三巻らしいですね、それを120分程度にまとめたせいか、かなりダイジェストな感じがしました。そのため異世界の描写に??な部分も多く、またワタルの成長譚としても決定的に食い足りない感じになってしまいました。説明不足な部分が多いんですよ、まあファンタジーに説明は不用なのかもしれませんが、それでもその世界に浸れる最低要素は欲しい。それでは個人的に?な部分をピックアップ。〈ネタばれ含む〉

・ミツルはどうやって異世界の存在を知ったのでしょう?
・異世界への扉はあの工事中のビルにしか存在しないのでしょうか?
・ミツルは現実世界でも「力」を発揮できるようですが、現実世界にも能力は持ち込めるの?
・異世界の情勢が説明不足、政治的背景がイマイチよく分かりません。
・異世界への「旅人」はどうも今までも結構存在したようですが、その人達の旅の結末はどうなっていたのでしょう?
・「宝玉」は旅人の数だけ存在するの?
・ワタルはいつのまに「宝玉」をあれだけ集めたの?
・ワタルは「見習い勇者」のはずなのに、結構強い。何故?って言うか「勇者の剣」が万能過ぎる?
・ワタルとその仲間達が絆を深め合う描写が希薄。「家族を取り戻す」願いから、最後の決断に移った心情に説得力が生まれません。
・ワタルの「願い」により、万事めでたし(父親の件除く)。になるんですが、あの願いで何故?
〈終了〉

 う~ん、思いつくまま挙げただけでも結構ありますね。どうも観賞後はモヤッとした感じが残りましたよ。まあ難しいこと言わないで見た方がいいかもしれません。「お父さんに帰ってきて欲しい、お母さんに元気になって欲しい」という願いは小学生という年齢だけに切実、結構グッときました。総じて大人が鑑賞するには…?で、是非お子さんと一緒に見ましょう。



やっぱりなし ( Written By TAKA )

 先日も少し触れた、ここ数年恒例となってるホリデー・エディション・フィギュア。トイショップに軽く尋ねたところ、「情報すら入ってきていない」という御返事でした…。11月も下旬になって情報すら入ってきていないんじゃ、こりゃ今年はなしってことですな。しょうがないから、ここ数年のものでも今年は飾っておきますか。以上、今日は簡潔に。

【2006/11/21 22:18】フィギュア | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |



M:i:Ⅲ ( Written By TAKA )

 前2作共劇場で見ていましたが、今作は劇場には行けず。結局見切り発車でDVDを購入してGO!
M:i-3 ミッション:インポッシブル3 スペシャル・コレクターズ・エディション
M:i-3 ミッション:インポッシブル3 スペシャル・コレクターズ・エディショントム・クルーズ J.J.エイブラムス ミシェル・モナハン

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン 2006-11-17
売り上げランキング : 4

おすすめ平均 star
starトムのトムによるトムの為の映画
star‥うーん。。。観なおしてみたいかな。
starM:iではない別ものアクション映画

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 監督は「エイリアス」「LOST」などTV界では実績のあるJ・J・エイブラムス。何とこれが劇場映画初監督作だそうで、そんな新人にこんな大作を任せるとは製作も兼ねるトム・クルーズもなかなか冒険野郎ですな。主演はもちろんトム・クルーズ、前2作組ではヴィング・レイムズも続投。新参組では「マトリックス」のローレンス・フィッシュバーン、香港から「レディ・ウェポン」のマギーQ、イギリスから「ベルベット・ゴールドマイン」のジョナサン・リース・マイヤーズ。悪役にはオスカー俳優のフィリップ・シーモア・ホフマン、彼がこんなブロックバスター映画に出るのは少し意外でした。

 お話は家庭を持つ事を決意したイーサン・ハントが武器ブローカーに妻を誘拐され、彼女を救うためにIMFからも追われる身になってしまうというもの。確か「このシリーズは毎回監督を替えて、いつも違う色合いの作品に仕上げたい」のようなことをトムが語っていた記憶があります。「エイリアン」方式ですな。「1」のブライアン・デ・パルマ、「2」のジョン・ウー、そして今作と、見事にカラーの違う作品になっております。

 北米ではシリーズ最低の成績に終わってしまった今作。
「1」…約1億8100万ドル(製作費:約8000万ドル)
「2」…約2億1450万ドル(製作費:約1億2500万ドル)
「3」…約1億3350万ドル(製作費:約1億5000万ドル)
ただし作品の評判自体は決して悪いものではなかったので、幾分期待して鑑賞しました。で、結論…面白い!いやいや見せ場のつるべ打ちですよ。お話も随分サクサクっと進みテンポがいいです(ここら辺「展開が性急過ぎ」という批判もありますが、今作に関してはTAKA的に丁度いいです)。アクションシーンも個々に見応えがあります。DVD特典を見ると、殆どのスタントをトムがこなしているのが分かり、彼の根性には敬服しますね。悪役のシーモア・ホフマンもグッジョブ。すっげー性格の悪いヤな奴を嬉しそうに演じてます、ただし彼の幕引きが呆気なさ過ぎて、その点はダメ出し。そしてエンディング、何かこのシリーズにしては随分ホノボノと終わりますね。もう「4」なんて作られないような感じの終わり方、まあこれはパラマウント側にとっては都合がいい?(理由は後述)

 「もっと売れてもよかったのでは?」と思うくらい面白いです。婚約に関する一連の奇行がよっぽどアメリカでのトムの評判を落としていたんですかね。結局それがもとでパラマウントから契約更新されませんでしたし(MGMと契約を結んだと先日報じられましたね)。この作品の権利はパラマウントが握ってるんでしょうか?それともクルーズ=ワグナー・プロダクション?もしパラマウント側ならば、トムの「M:i」シリーズはもう見られないことになってしまいますね。早々にブラピの「M:i」シリーズ!?なんて噂も出てましたし。個人的にブラピではあまり見たくないなあ。トム以外で考えるならば…ユアン・マクレガーなんてどうでしょ?新ジェームズ・ボンドの候補には彼も挙がっていたらしいですし、皆さんはオビ=ワンのスパイ・アクション見たくありませんか?



スズメバチ ( Written By TAKA )

 前回の「ドリームキャッチャー」に続いて、今回も2度目の鑑賞となる作品を。
スズメバチ コレクターズ・エディション
スズメバチ コレクターズ・エディションパトリック・グーユー=ポシャン クロード・カレル フローラン=エミリオ・シリ

ジェネオン エンタテインメント 2003-05-23
売り上げランキング : 2928

おすすめ平均 star
starどうしようもない悪人
starやっぱりフランス映画好きです
star怖い銃撃戦

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 監督はB・ウィリスの「ホステージ」をハリウッドで撮ったフランスのフローレン・エミリオ・シリ、「スズメバチ」は監督2作目らしいです。主演に「TAXi」シリーズのサミー・ナセリ、そして「クリムゾン・リバー」のナディア・ファレス。

 お話は、マフィアのボスを護送中の警官隊がボスを奪還しようと襲ってきた手下から逃れて、郊外の倉庫に逃げ込みます。そこには倉庫のブツを盗もうと来ていた強盗の一団が居合わせて、結局警官と強盗が一致団結してマフィアどもと対決を迫られるということになるもの。

 ジョン・カーペンターの「要塞警察」を見たことがある人には感じが分かり易いかも。あれの見せ場をもっと派手にした感じです。とにかく公開時はガンアクションの物凄さをウリにしていましたが、その名に恥じぬ徹底した銃撃戦。圧倒されますよ。立て籠もる側の人物描写はそれなりにあるのですが、襲ってくるマフィアは皆暗視ゴーグルをつけていて、顔が見えない非人間的な感じで不気味さが強調されています。しかも「一体何人いるんだよ!」という程にワラワラと出てきます。主役側も「あれ?こいつが死ぬの?」という意外性があり、最後まで緊張感が持続。映画の構成は銃撃戦が終わって一息つくと、また銃撃戦という一見単調なものですが、最後までドキドキしながら見ることが出来ます。フレンチアクションというと(多分)「TAXi」シリーズが一番有名かと思うのですが、個人的にはあれよりずっとイケてると思います。

 惜しむらくは序盤が単調に感じられること。警官、強盗団、倉庫の警備員のエピソードがリンクするまで、ストーリーが把握しづらいんですよ。ただしリンクし始めたら、後は最後までノンストップ!爽快なアクション映画ではないですが、「ドキドキしたい!」というアクション映画を求めるならうってつけ!お奨めです。



「BATTLE OF HOTH」三種到着! ( Written By TAKA )

 UNLEASHEDのバトルパック・シリーズの「BATTLE OF HOTH」三種が昨晩到着しました。恥ずかしながら注文していたことをすっかり忘れていて、宅配便の人から受け取っても「はて?何じゃこれ?」状態。箱を開けてみて「あ~コレか!」って感じでした。UNLEASHEDシリーズは単体フィギュア商品の頃から好きなブツですが、このバトルパックシリーズもいいですね~。先日購入した通常の(?)バトルパックの「バトル・オブ・サルラック」と並べてみました。
4battlepacks

どうです?「サルラック」と比べると、少し小さいですがなかなかいい感じでしょ?ただそれは少し離れた所から見れば、であって…ヒューマンタイプのフィギュアはこのサイズでは顔の造形がメタメタです…。ちなみにレイアをUPしてみますか。
hoth_battlepack_leia うーーーむ…。

【2006/11/17 13:12】フィギュア | TRACKBACK(0) | COMMENT(2) |



ドリームキャッチャー ( Written By TAKA )

 今日は二度目の鑑賞となるこれ。
ドリームキャッチャー 特別版
ドリームキャッチャー 特別版ローレンス・カスダン スティーブン・キング モーガン・フリーマン

ワーナー・ホーム・ビデオ 2006-07-14
売り上げランキング : 8003


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 スティーブン・キングの原作を映画化した2003年作。監督は「帝国の逆襲」「ジェダイの復讐」の脚本を担当したローレンス・カスダン。余談になりますが、この人の監督デビュー作「白いドレスの女」にはルーカスが製作として関わっています。ただしノンクレジットで。ルーカス曰く「僕の名前が出ちゃうと、僕に批判的な批評家は僕の映画と見なしてしまうだろう。いくら内容が良くても〈ルーカス映画〉として叩かれる可能性がある」だそうです。結構後輩思いのエピソードですね。実際カスダンは「ルーカスの名前の影響は絶大で製作会社の文句を抑える効果があった」と語っています。おっと余談が長くなっちゃった。
 主演に「ディープ・ブルー」「パニッシャー」のトーマス・ジェーン。ケビン・スミス映画でお馴染みのジェイソン・リー・それからモーガン・フリーマンも出ています。

 この映画、「見せてあげよう、見たことを後悔する恐怖を」と観客に見て欲しいんだか見て欲しくないんだか理解に苦しむコピーで公開されました。いかにもなホラー調の謳い文句ですが、ところがどっこいトンデモ映画です!序盤は同じキング原作の「スタンド・バイ・ミー」のように、中年になった幼なじみの男達の回顧録のような感じで始まります。その男達4人が山小屋に集まってワイワイやろう!となった所まではいいんですが、道に迷ったデブを助けて山小屋に迎え入れた辺りからどうも妙な雰囲気が漂い始めます。もうここからは言えねえ言えねえ。とにかくこの序盤から「あんなストーリー展開になる」とは誰も想像つかないでしょう。キングの原作は未読なんですが、何でも全4巻らしいですな。映画がどれくらい現実に忠実かは分かりませんが、かなり電波が届いた内容ですゼこりゃ。ただ惜しむらくはこれだけバカな内容に、お上品なローレンス・カスダンはちと不適切かな。もっとバカに徹することが出来る監督がよかったかも。

 で、つまらないかというと、トンでもない!超絶バカで面白いですゼ!!ただ真面目な人は途中で「何だこりゃ!!」でしょうね。ジャンルファンなら、ある程度歓迎できるとは思います。ただ「面白い!」とまでいくかどうか…。見る人を選ぶ映画ですね、これ。やはりキング原作の「IT」を御覧になった方は分かると思いますが、あれをもっとバカにした感じです(合ってるかなあ…)。

 ホラーではない、じゃあサスペンスか?いやちょっと違うなあ。アクションでもないし…。やっぱりバカなトンデモ映画かな…あ!あれだ!!M・ナイト・シャマランのメル・ギブソン主演の「サイン」!!あれに見せ場をプラスした感じだ!(合ってるかなあ…)

では最後に「ア~イ、ダディッツ!!」(見た人は分かる)

※北米興収データ…約3370万ドル(歴代1408位、2006.11時点)
興味を持たれた方は是非レンタルを。ただ「こんな下らねー映画見せやがって!」となっても責任は一切負いませんが。



今年の聖夜フィギュアは? ( Written By TAKA )

 11月も中旬となり、師走の足音が聞こえてきました。こちら東北ホス地方ではとうとう雨に霰が混じることも出てきて、今週の週間天気予報では雪マークが出始めました…。ああ昨冬の豪雪の忌まわしい記憶が蘇るゥ…。
 ということで、クリスマス、そして更には年末も多分あっという間に来ることになると思うんですが、今年のクリスマス・フィギュアは?「ドロイドコンビ」「ジャワ」「ベイダー」と続いたあのシリーズはどうなるんでしょ?いくら何でもそろそろニュースが聞こえてきてもいい気はするんですが。それとも知ってる人はもう知ってる?年末から来年初頭にかけてフィギュア関連で散財間違いなしなので、出ないとなったらそれはそれで財布的には朗報なのかもしれませんが…。何かないと寂しいなあ。

【2006/11/13 11:07】フィギュア | TRACKBACK(0) | COMMENT(2) |



完璧主義?それとも作る気無し!? ( Written By TAKA )

 なかなか製作開始に至らない「インディ・ジョーンズ4」ですが、最近は「もしかして作られないのでは…」なんて怪しい噂まで飛び交っています。そんな中、脚本をオファーされていた「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」のフランク・ダラボンから、かなり落ち込むコメントが入ってきています。
 スピルバーグはOKしていたのに、ルーカスがにべもなく拒否したようですね…。果たして「インディ4」を完璧なものにしたい思いからなのか、それとも製作する気が実はなし!?これだけ待っているファンがいる中で、ルーカスの煮え切らない態度はどうも解せませんな。

【2006/11/11 10:58】ニュース | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |



『レゴ スター・ウォーズII』 (Written by オビイチ)

レゴ スター・ウォーズIIレゴ スター・ウォーズII


Amazonで詳しく見る

またまたお久し振りです。オビイチです。

さて、ずーっと前に『レゴ スター・ウォーズ』(PS2)をご紹介しましたが、11月2日に続編が発売されました。今度の舞台は旧三部作ですよー。
(゚∀゚)

ゲームの内容はほとんど前作のままですので、詳しくは以前のエントリをご参照くださいませ(簡単にいっちゃうと「かなり面白いけど飽きやすいパズル要素のある爽快アクションゲー」といったところ)。とはいえ新作ですから、そこかしこでパワーアップしています。

このシリーズ、本国アメリカではかなりの人気作品となっており、PS2だけでなくXboxやパソコンなど幅広いプラットフォームで展開されています(日本ではPS2とDSのみ。前作はパソコン版もアリ)。…が、日本での人気はイマイチ(汗)。ゲーム好きから評価してみても実際なかなかの良作ですし、スターウォーズ好き、ましてやレゴ好きならその評価は「傑作」にまで上ると思われますので、もっと日本で評価されてしかるべきかなーと個人的には思いますですよ。

そうそう、スターウォーズファンなら、まぁゲームをしない人でも公式サイトは必見。スターウォーズ・レゴの壁紙やアイコンなんかがダウンロードできて、ちょっと幸せになれます。

公式サイト:
http://www.japan.ea.com/legosw2/

【2006/11/10 08:27】ゲーム | TRACKBACK(0) | COMMENT(8) |



オーメン666 ( Written By TAKA )

 今日は無謀リメイク作のこれ!
オーメン666
オーメン666リーヴ・シュレイバー ジョン・ムーア ジュリア・スタイルズ

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2006-11-03
売り上げランキング : 843

おすすめ平均 star
starオープニングのこじ付け的災害映像は笑ってしまった。
starリメイク作品にしては満足行きました・・しかし
star3までやるのかな?

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 今年は名作と呼ばれる作品から2本リメイクが作られました。一つは「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイク「ポセイドン」。そして二つめが今日触れる「オーメン」のリメイク「オーメン666」だっ!あれ?公開時は単なる「オーメン」だったような…DVD化にあたって「666」を付け足したか?

 監督は「フライト・オブ・フェニックス」(そういやこれもリメイクだな)のジョン・ムーア。主演にリーブ・シュレイバー、ジュリア・スタイルズ。ピンで主演をはるにはちょっと弱いなあ。

 お話は悪魔の子を巡る騒動。って端折りすぎか。身重の妻を抱える外交官が主人公。ただ妻が子供を流産してしまい、夫はその事実を妻に隠して養子を迎えるが…実はその子は…ダミア~ン!そしてその子の周りでは次々と怪現象が起きていくことになるのです。

 リチャード・ドナー監督による1976年製作のオリジナルはあまりに有名なので、リメイクするならかなり新機軸を盛り込んでいるんだろうなあと予想していました。しかしこれが拍子抜けするほどオリジナルに忠実な展開、こんなんでオリジナルに太刀打ちできると思ったのかいな。見せ場も殆どがオリジナルと同じ、まあ特殊効果は昔より遙かに巧みにはなりましたが、同じじゃ衝撃度はかなり低いですよ。しかもオリジナルのジェリー・ゴールドスミスによるスコアはそれだけで怖ぇ~!でしたが、リメイク版は普通のホラー調のスコア。これかなりイタイ、ゴールドスミスの音楽がいかに偉大だったかを再認識させられます。

 結局今作はホントに何でリメイク作ったの?と理解に苦しむ出来になってしまいました。多分2006年6月6日(666は悪魔の数字)に公開!ってそれだけの発想で作ったのでは?と邪推したくなります。まあオリジナルを見たことのない人にとっては「それなりに見られる普通のホラー」かな。オリジナル・シリーズは続編が3作まで(4もありますが、あれは番外編ってことで)作られましたが、今度はどうなるんでしょう?

※北米興収データ…5460万ドル(歴代825位、2006.11時点)
オリジナルが有名なせいか、それなりに売れましたね。ただオリジナルは6000万ドル以上稼いでいます。これ今のチケット代に換算すれば約1億7千万ドルはいきますよ。リメイク見るくらいだったら、オリジナルを見よう!最近DVDが特典を追加した2枚組になって再発売しました。旧盤持ってるんだよなあ…むうう。
オーメン 製作30周年記念 コレクターズ・エディション
オーメン 製作30周年記念 コレクターズ・エディショングレゴリー・ペック リチャード・ドナー リー・レミック

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2006-11-03
売り上げランキング : 8625

おすすめ平均 star
starやっぱり面白い

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



カーズ ( Written By TAKA )

 何かもう「SWメインのブログ」ではなく「見た映画を紹介するブログ」と化していますが、何卒御容赦を。今回はピクサー社製CGアニメの最新作。
カーズ
カーズジョン・ラセター ジョー・ランフト ラリー・ザ・ケーブル・ガイ

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2006-11-08
売り上げランキング : 2

おすすめ平均 star
star子供がはまりました。
star成長への挫折と学び、先駆者への想いをこめて
starラセター監督は正しい

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 ピクサーの前作「Mr.インクレディブル」がTAKA的に素晴らしい出来栄えだったので、期待して鑑賞に臨みました。

 監督はピクサーの総帥ジョン・ラセター。監督作としては「トイ・ストーリー2」以来なんで久々ですね。声の出演にオーウェン・ウィルソン、大御所ポール・ニューマン(鑑賞中はバート・レイノルズかなーなんて思ってました)、ボニー・ハントなどなど。

 お話はかなりシンプル。売出し中の新人カーレーサーのマックィーンが決勝レース地に向かう途中で田舎町に迷い込みます。自己中心的で我儘だったマックィーンは地元の人たちと触れ合っていくうちに、人(?)としての大切なものに気付き始める…ってなもんですか。目新しくはないですね。しかもマイケル・J・フォックス主演の「ドク・ハリウッド」にプロットがそっくり。

 上記の様に田舎町に舞台が移ってからは、CGアニメならではの見せ場というものがそうそうある訳でもなく、TAKAは結構中だるみに感じました。本編は約2時間、これだけの時間が必要だったのかなあ。ここら辺はマックィーンの心の変遷を描くのに必要、と思う人もいるかもしれませんが、TAKAは「ドク・ハリウッドにそっくりだぁ」と先が読めて(でなくても大抵読めますよね)しまってたんで、冗長に感じました。ただ終盤のレース・シーンになると爽快なシーンが見られるようになり、後味もかなりいいんで「ああ、もしかしてやっぱ面白かったのかな」と思い込まされます。いや、実際それなりには面白いんですけどね。ただ「インクレディブル」よりは結構落ちるな。

 「きかんしゃトーマス」が大好き(だった、そういや最近見てないな)な息子は車に表情がある本作も、劇場公開時TVCMを見るたびに「これ見たい!」と騒いでましたよ。実際今回DVD鑑賞したら、画面に釘づけでした。もちろん低年齢も本作の大きなターゲットでしょうから、成功なんでしょうな。

※北米興収データ…約2億4400万ドル(歴代40位、2006.11時点)

 「カーズ」を見たら前述の「ドク・ハリウッド」も見てみよう!お話の流れがそっくりですぜ。DVD廉価版が年末に出ます、安い!
ドク・ハリウッド
ドク・ハリウッドマイケル・J・フォックス

ワーナー・ホーム・ビデオ 2006-12-08
売り上げランキング : 9345


Amazonで詳しく見る
by G-Tools



「バタリアン」シリーズ ( Written By TAKA )

 表題シリーズの「4」をレンタルで見ました。シリーズまとめておさらいしてみましょう。
バタリアン
バタリアンクルー・ギャラガー ダン・オバノン ジェームズ・カレン

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2006-10-27
売り上げランキング : 897

おすすめ平均 star
star余計なお世話でしょうが・・・

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 1985年製作の記念すべき(?)シリーズ1作目。監督は「エイリアン」「ブルーサンダー」「トータル・リコール」と脚本で輝かしいフィルモグラフィを持つダン・オバノン。監督した作品は今作と「ヘルハザード」しかないんですが、あれも雰囲気のあるホラーでした。DVD化希望。

 原題は「Return of the Living Dead」、「生ける屍の帰還」ですね。ジョージ・A・ロメロの本家ゾンビ・シリーズの1作目「Night of the Living Dead」が本当にあった話を映画化したもの、という設定でお話が進みます。「バタリアン」のゾンビはロメロ・ゾンビとは違って頭を撃ち抜かれても死にません。そうなると劇中人物が「映画と違うじゃねえか!?」とトボけた台詞を吐いたりするんですよ。そういや、今作は「笑えるホラー」として公開されてましたが、当時も今も自分としてはそんなに笑えるとは思えないんですが…。いや、つまらないという訳じゃなくて、そんなコミカルですかねえ。ラストのオチなんてブラック過ぎて笑えませんよ。走るゾンビは昨今では当たり前のような気がしますが、もしかして今作がそのハシリか?

 原題は上記通りなんですが、日本では「バタリアン」!配給を担当した東宝東和のネーミングセンスが炸裂!オバンバとかタールマンとか日本独自のネーミングが楽しい。「バイオSFX式上映」ってのは一体何だったんだ!?東宝東和恐るべし。

 シリーズものは回を追うごとにつまらなくなる、と言われますが今シリーズも1作目がベスト。面白いです。劇場ではシュワの「コマンドー」と同時上映でした。夢のような2本立てだったなあ。

※北米興収データ…約1423万ドル(歴代2585位、2006.11時点)
ありゃ思ったより稼いでませんね。でも年間興収では59位、スマッシュヒットの2歩手前くらい?

バタリアン2
バタリアン2ケン・ウィーダーホーン ジェームズ・カレン トム・マシューズ

ワーナー・ホーム・ビデオ 2006-07-14
売り上げランキング : 25522

おすすめ平均 star
starふぅ〜( ̄へ ̄)
star今観るとそれなりに面白い。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 1作目の2年後に製作されたパート2。監督は何本か作品は撮ってるものの、TAKAは1本たりと見ちゃいない(って言うか見るべき程のものがない)ケン・ウィーダーホン。キャストには前作で死んだはず(もちろん別人の役柄ですが)のトム・マシューズ。この人「13日の金曜日Part6」でも主役はってます。あとはこれまた前作で死んだはずだよ、ジェームズ・カレン。

 今作は「パート2」と銘打っても、何の目新しさもなくダメダメ…。特殊メイクも見せ場も金がかかってないのがバレバレ。しかも完全にコメディタッチとなり、救いのないようなヌルい展開が眠気を誘います。前作の余波でそこそこ日本でもヒットしたようですが、これを見たときは「これでシリーズも打ち止めだな」と思っちゃいました。

※北米興収データ…約920万ドル(歴代3131位、2006.11時点)
うわあ、更に稼ぎが減ったぁ。年間興収でも90位、まあこの程度の出来ではしょうがないかな。

バタリアン・リターンズ
バタリアン・リターンズジョン・ペニー ブライアン・ユズナ ミンディ・クラーク

キングレコード 2006-11-08
売り上げランキング : 523

おすすめ平均 star
starラブロマンス
star悲劇のラブロマンス

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 そうしたら6年ぶりに出来ましたよ、パート3!タイトルこそ「リターンズ」ですが、正真正銘第3作です。監督は「死霊のしたたり」シリーズのプロデューサー・監督のブライアン・ユズナ。この人ここ数年メキシコでホラー映画を監督・製作しております。結構それなりのものを撮っちゃう時があるんで、侮れん人です。

 一応前2作とお話は繋がっているようですが、作品の雰囲気は別物になっていますね。何と今回のお話の核はラブストーリーだっ!!と言っても最後はグチャグチャになるんですが(笑)。前作でもう頭打ちと思われた今シリーズも新趣向で何とか存続出来そうな感触、程度には面白いです。程度、と書きましたがTAKAは結構お気に入りかも。これで次は?と思わせといて、数年がたちます。シリーズ自体忘れられた頃の2005年、パート4が公開!

※北米興収データ…5万4200ドル(歴代7014位、2006.11時点)
うおっ、何かもう語るも悲惨な数字になってきました。間違いなく前作よりは良く出来てるんですけどねえ。

バタリアン4
バタリアン4ピーター・コヨーテ エロリー・エルカイェム ジョン・キーフ

アートポート 2006-10-27
売り上げランキング : 4267

おすすめ平均 star
starバタリアンはゾンビにあらず

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 ああ、キーボード打つのがもう疲れてきた(笑)。監督は巨大蜘蛛版「グレムリン」こと「スパイダー・パニック!」を撮っているエロリー・エルカイェム。キャストは殆ど無名の若者達、唯一渋目俳優ピーター・コヨーテが出てますが、何かヤケクソな演技を見せてます(笑)。

 もう殆ど「バタリアン」を敢えて名乗らなくてもいいような作風になりました。ロメロ版と同じくゾンビたちは脳天打ち抜かれると死んじゃいます。今回の新趣向として武器を装備したバタリアン・ソルジャー(勝手に命名)が2体登場しますが、物々しく出てくる割に随分弱っちいです。大笑いしました。「バタリアン」ということを考えなければ、それなりに楽しめるゾンビ・アクション。でもやっぱ「バタリアン」じゃないなあ。

※北米興収データ…不明。ってことはビデオムービーか?まあ前作の成績があれじゃしょうがない…。 


 何と今度はパート5が只今公開中!前作と同スタッフ&一部同キャストで4作目と同時撮影!「マトリックス」とか「LOTR」ならまだしも、何か安そうな感じがするなあ…。何と1作目のタールマンが出てくるそうです。え、私?もちろん見ますぜ(レンタル開始したら 笑)!



間宮兄弟 ( Written By TAKA )

 今回は久々に邦画で。レンタルで鑑賞しました。
間宮兄弟 スペシャル・エディション (初回限定生産)
間宮兄弟 スペシャル・エディション (初回限定生産)佐々木蔵之介 江國香織 森田芳光

角川エンタテインメント 2006-10-20
売り上げランキング : 293

おすすめ平均 star
starよくまとまっていた
star後半になるにつれて面白くなっていった
starこんな兄弟いたら素敵だなぁー。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 監督は森田芳光(今作は監督のデビュー作「の・ようなもの」を妙に思い出させる作りになってます。多分意図的でしょう)、実はTAKAはこの人の作品はあまり見てないし、そんなに面白くも感じてません。せいぜい「黒い家」くらいかな、印象に残ってるのは。主演の間宮兄に佐々木蔵之介、顔は知ってますが殆どこの人の作品は見たことありません。弟の方にお笑いコンビ・ドランクドラゴンの塚地武雅、お笑い界の人たちって色々達者ですよね。ヒロインに常盤貴子、沢尻エリカ。この人選はTAKAも文句無しです。

 ストーリーは…説明が難しいなあ。30代前半(…なのかな?)のとても仲がいい間宮兄弟、彼女がいないことが唯一の悩み事。…ダメだ、上手く説明できん。この映画、人に薦める時に説明が難しいですよ。

 上手く伝える事がやっぱ出来ないのですが、面白かったですよ。多分こんな兄弟は現実では「何か怪しいよね、あの二人」で片付けられてしまいそうな気がします。でも映画というフィルターを通すと、あら不思議ホノボノとして和んでくるんですよ。劇中で何も大きな出来事とか特に起きないんですけどね、何故か最後まで楽しめちゃうという。やっぱ上手く説明出来ないな。

 役者陣は好演してますね。主役の兄弟もいいし、ヒロイン達もいい。常盤貴子は久々に魅力的に見えましたし、最近グングン知名度を上げた沢尻エリカは可愛い!また兄弟の母を演じた中島みゆきも何とも言えない不思議な味をかもし出してます。

 「何かスカッとする映画見たい!」「ロマンチックなやつを!」「思いきり笑いたい!」どれにも当てはまりはしませんな。強いて言えば「優しい雰囲気に浸りたい」、こんな映画ですか。



ダ・ヴィンチ・コード ( Written By TAKA )

 今回は原作が全世界規模のベストセラー、映画もキリスト教側から「上映反対」などのアクションも起きたこれ。レンタルで鑑賞しました。
ダ・ヴィンチ・コード デラックス・コレクターズ・エディション
ダ・ヴィンチ・コード デラックス・コレクターズ・エディショントム・ハンクス ダン・ブラウン ロン・ハワード

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2006-11-03
売り上げランキング : 109

おすすめ平均 star
star原作本の臨場感が台無し・・・。
star映画史に残る駄作が、いよいよDVDリリース。
star原作のイメージ通り

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 とにかく今年の夏の一般的な最強の話題作と言ったら「パイレーツ・オブ・カリビアン」とこれだったでしょう。TVで特番なども組まれ、ちょっとした社会現象的な印象を受けました。その割には公開後忘れ去られるのも早かった気もします。まあイベントムービーとしての役割は十分果たしたと言えますかね。

 監督はオスカー監督のロン・ハワード。主演ロバート役にトム・ハンクス。「アメリ」のオドレイ・トトゥ、「LOTR」「X-MEN」のイアン・マッケランなどが脇を固め、スタッフ・キャスト共に一流どころが揃っています。

 お話は…これだけ知られた原作だから説明の必要はないか。簡単に言えば、ある殺人事件を発祥に、キリストという人物像を根底から覆す結論へと至っていきます。ここら辺がキリスト教側からの反発をくらった原因でしょうね。

 今作の公開後は内容に関しては賛否両論でした。TAKAの正直な感想を言えば「普通~」です。娯楽映画としての体裁は整ってると思います。ただ原作の内容が結構壮大なものなので、映画は筋立てを追うので精一杯という感は否めませんでした。キャラを描くことなども放棄して、謎解きに終始したという印象。ただその謎解きの部分もサラッとしていて、映画は随分テンポ良く進みます。そのサラッとした分、原作を読んでない人には「分かりにくい」という感想もあったようですが。まあコンパクトにまとめた(それでも150分近くもあります)という感じですね、監督はプレッシャーもあったと思いますが、ごくろうさん賞をあげたくなります。

 原作を読んだ人の一番の関心事は「小説を読んだだけではイメージでしか補うことしかできなかった部分を、どう映像化してるか?」ということだったと思います。例えば「最後の晩餐」の場面は原作を読んだときは「ほお、そうなのか!」と感心しました。でもTVの特番でその絵を見せられた時は「えっ…これって…こじつけ?」という思いが。もしかしたらスタッフにもその思いがあったのかもしれません。映画では前述のように随分サラッといきますよ、思わず苦笑しちゃいました。

 原作を読んだ時は「う~ん、これがベストセラー!?分からんなあ」と思いました。映画を見ても、描いてる内容こそショッキングですが、特にお話の運びが優れているとは思いませんでしたね。30分近くのシーンを追加したバージョンのDVDもリリースされていますが
ダ・ヴィンチ・コード コンプリート・ボックス (完全初回限定生産)
ダ・ヴィンチ・コード コンプリート・ボックス (完全初回限定生産)トム・ハンクス ダン・ブラウン ロン・ハワード

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2006-11-03
売り上げランキング : 8

おすすめ平均 star
star結構面白かった。おすすめです。
star終始恐ろしい作品、ホラー映画のよう
star豪華!ありえない安さ!

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ドラマ部分が強化されてるのかな?何にせよ、高くて手がでませんわ。

※北米興収データ…約2億1570万ドル(歴代57位、2006.11時点)
全世界に目を向けますと、7億5千万ドル以上稼いでいます。大黒字ですね。原作者ダン・ブラウンによるロバート・ラングドン・シリーズ(?)の第1作(ダ・ヴィンチは第2作)もトム・ハンクス主演で映画化が既に決定してます。 



霜が!霜がぁぁっ~!! ( Written By TAKA )

 こちら東北ホス地方の昨冬の豪雪振りはこのブログ上でも何度かお伝えしました。早いもので既に11月、着々と朝夕が冷え込むようになってきました。ああ、また冬がやって来るぅぅぅぅ…。

 今朝いつものように玄関のドアを開けて、一日の仕事に向かう俺。「ふう…」まだ完全に眠気が覚めていない頭を外の冷気がシャキっと覚ましてくれます。「さあ、今日も仕事だ!ルンルルン~♪」(こんな爽快な気分で出勤は実際してません、念のため)

 ………チャリ通勤、所要時間10分足らず………職場到着

 「さ、寒い!!」
もうだめだ、今度からコート&手袋で防寒対策だ!
寒いよ…またワンパが喜ぶ季節がやって来るよ…。
(夜のニュースでは霜が降りた朝の様子が放映されてました。アアア…)

【2006/11/02 21:25】その他 | TRACKBACK(1) | COMMENT(2) |





CATEGORY
  • 徒然日記 (125)
  • ニュース (119)
  • Blu-ray/DVD (197)
  • フィギュア (97)
  • レゴ (0)
  • グッズ (16)
  • 本 (32)
  • ゲーム (5)
  • データ (55)
  • その他 (24)
  • TAKAの気ままな映画話 (477)
  • オビイチの偏ったヴィジョン (1)
  • ジャッキー・チェン (100)
  • ユナ(少女時代) (47)
  • インフォメーション (1)

  • ONLINE STORE






    RECENT ENTRIES
  • 目覚めよ、俺 ( Written By TAKA )(11/07)
  • 来週あたりに復活の予定 ( Written By TAKA )(07/03)
  • ホラーが豊作の予約晒し ( Written By TAKA )(04/21)
  • まだまだホスは寒いぜ、な予約晒し ( Written By TAKA )(03/24)
  • KANO 1931海の向こうの甲子園 ( Written By TAKA )(03/17)

  • CALENDER
    10 | 2006/11 | 12
    S M T W T F S
    - - - 1 2 3 4
    5 6 7 8 9 10 11
    12 13 14 15 16 17 18
    19 20 21 22 23 24 25
    26 27 28 29 30 - -

    ARCHIVES
  • 2015年11月 (1)
  • 2015年07月 (1)
  • 2015年04月 (1)
  • 2015年03月 (6)
  • 2015年02月 (2)
  • 2015年01月 (3)
  • 2014年12月 (3)
  • 2014年10月 (3)
  • 2014年09月 (7)
  • 2014年08月 (4)
  • 2014年07月 (4)
  • 2014年06月 (9)
  • 2014年05月 (6)
  • 2014年04月 (5)
  • 2014年03月 (7)
  • 2014年02月 (5)
  • 2014年01月 (7)
  • 2013年12月 (4)
  • 2013年11月 (6)
  • 2013年10月 (5)
  • 2013年09月 (10)
  • 2013年08月 (7)
  • 2013年07月 (7)
  • 2013年06月 (9)
  • 2013年05月 (6)
  • 2013年04月 (11)
  • 2013年03月 (5)
  • 2013年02月 (5)
  • 2013年01月 (13)
  • 2012年12月 (5)
  • 2012年11月 (8)
  • 2012年10月 (12)
  • 2012年09月 (10)
  • 2012年08月 (10)
  • 2012年07月 (6)
  • 2012年06月 (12)
  • 2012年05月 (13)
  • 2012年04月 (10)
  • 2012年03月 (17)
  • 2012年02月 (19)
  • 2012年01月 (15)
  • 2011年12月 (16)
  • 2011年11月 (17)
  • 2011年10月 (21)
  • 2011年09月 (16)
  • 2011年08月 (13)
  • 2011年07月 (9)
  • 2011年06月 (13)
  • 2011年05月 (17)
  • 2011年04月 (13)
  • 2011年03月 (13)
  • 2011年02月 (17)
  • 2011年01月 (17)
  • 2010年12月 (22)
  • 2010年11月 (9)
  • 2010年10月 (12)
  • 2010年09月 (12)
  • 2010年08月 (11)
  • 2010年07月 (14)
  • 2010年06月 (14)
  • 2010年05月 (18)
  • 2010年04月 (13)
  • 2010年03月 (18)
  • 2010年02月 (9)
  • 2010年01月 (11)
  • 2009年12月 (14)
  • 2009年11月 (10)
  • 2009年10月 (9)
  • 2009年09月 (10)
  • 2009年08月 (11)
  • 2009年07月 (9)
  • 2009年06月 (12)
  • 2009年05月 (11)
  • 2009年04月 (7)
  • 2009年03月 (9)
  • 2009年02月 (9)
  • 2009年01月 (12)
  • 2008年12月 (13)
  • 2008年11月 (9)
  • 2008年10月 (8)
  • 2008年09月 (12)
  • 2008年08月 (15)
  • 2008年07月 (8)
  • 2008年06月 (10)
  • 2008年05月 (12)
  • 2008年04月 (7)
  • 2008年03月 (7)
  • 2008年02月 (11)
  • 2008年01月 (11)
  • 2007年12月 (9)
  • 2007年11月 (7)
  • 2007年10月 (6)
  • 2007年09月 (10)
  • 2007年08月 (11)
  • 2007年07月 (11)
  • 2007年06月 (15)
  • 2007年05月 (15)
  • 2007年04月 (14)
  • 2007年03月 (9)
  • 2007年02月 (15)
  • 2007年01月 (17)
  • 2006年12月 (21)
  • 2006年11月 (18)
  • 2006年10月 (17)
  • 2006年09月 (21)
  • 2006年08月 (15)
  • 2006年07月 (13)
  • 2006年06月 (14)
  • 2006年05月 (19)
  • 2006年04月 (12)
  • 2006年03月 (11)
  • 2006年02月 (12)
  • 2006年01月 (11)
  • 2005年12月 (18)
  • 2005年11月 (14)
  • 2005年10月 (9)
  • 2005年09月 (3)
  • 2005年08月 (4)
  • 2005年07月 (12)
  • 2005年06月 (23)

  • RECENT COMMENTS
  • サスケ(09/27)
  • TAKA(09/26)
  • サスケ(09/25)
  • TAKA(09/25)
  • TAKA(09/16)
  • サスケ(09/14)
  • TAKA(07/25)

  • RECENT TRACKBACKS
  • まとめwoネタ速suru:まとめteみた.【イルカと少年 ( Written By TAKA )】(04/27)
  • まとめwoネタ速suru:まとめteみた.【3Dリバイバルに逆風!? ( Written By TAKA )】(04/09)
  • 作曲♪心をこめて作曲します♪:『ブラック・スワン』お薦め映画(05/19)
  • 浪速で え~がな !!:SPACE BATTLESHIP ヤマト(12/07)
  • 名機ALPS(アルプス)MDプリンタ:『インセプション』お薦め映画(08/01)

  • LINKS
  • スター・ウォーズ ウェブログ
  • フィール・ザ・フォース
  • STAR WARS FAN!!
  • 浪速で え~がなぁ!!!

  • BLOG
  • RSS