ノウイング ( Written By TAKA )
今日は先週末見に行った映画をレビュ~。
 監督はTAKAが好きな「ダークシティ」(Blu-ray化希望!)「アイ、ロボット」のアレックス・プロヤス。主演にニコラス・ケイジ。あと見知った顔と言えば、ローズ・バーンくらい?彼女は「ホワイトライズ」のあたりは可愛く思えたんですけど、痩せちゃったら少し…な感じ。ちなみに彼女は「SWエピソード2」にもドルメ役で出てますよ。
最初予告編を見た時はハリウッドお得意のディザスター映画かと思ったんですが、全く違いました。いやそういうパニックシーンも確かにありますが、後半に進むにしたがって宗教色が結構色濃く出てきます。じゃあそういったことに疎ければ楽しめないかというと、そうでもないです。前述のパニックシーンは劇場の大画面で見てこそ!の大迫力です。ただそれだけが目当てでいけば、確実に肩透かしをくらうでしょう。
〈ネタばれあり〉
・序盤は静かに惨事を予感させる感じで悪くない。そしてルシンダの残した予言書の最後の「EE」の意味が判明する下りは結構見ててゾクッときました。 ・ネットで見るとやっぱこの映画は賛否両論あるみたいですね。確かにあのラストは唖然とする人も多いかも。ただTAKAはまだ幼い男の子の親というケイジと同じ立場として、彼が息子と別れる最後の決断にはなかなか感銘を受けました。 ・で、ケイレブたちを他の惑星へと連れ去った奴らは宇宙人?それとも天使(そんなビジュアルにもなってましたし)?ケイレブとアビーが新天地で走る姿は、よく分かりませんが「創世記」あたりを意識してるんでしょうか。 ・その宇宙人(?)たちが数隻の宇宙船(?)で地球から去る図は、どう見ても地球の局地的な部分に集中してた気がしますが、助かった子どもたちはアメリカ人たちだけ?日本人を含めた他は全滅!?(ゲラゲラ) ・ルシンダが残した予言書ってのは結局何の意味があったんでしょうね。ケイレブが「選ばれし者」になるために、彼の手に渡る運命だったとしても、父親がいなければ判読は出来なかったでしょう。しかも宇宙人(?)たちがケイレブを旅立ちの場に連れて行っちゃうなら、やっぱ結局意味はなかったのでは?判読したケイジが大惨事を防げない&結局助からない、では哀れすぎる(+やっぱ意味がない)気も。 ・で、「選ばれし者」たちは皆ささやき声を聞いてたみたいですが、じゃあルシンダは?50年も前にメッセージを受け取っていたルシンダは!?
〈ネタばれ終了〉
とまあ、観賞後に考えればよく分からない部分も確かに出てはきます。でも「トンデモ映画」という情報を仕入れていたTAKAは概ね楽しみました。多分ソフト化されたら買っちゃうでしょう。
コテコテのディザスター映画が見たいならば、11月公開のローランド・エメリッヒ監督の「2012」でしょう。大画面で見なきゃダメ!な映画に仕上がってること確実。そして奴の映画だけに、多分に中身空っぽな映画に仕上がってることも確実。
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