アメイジング・スパイダーマン2 ( Written TAKA )
先週末見てきましたー
監督は前作同様にマーク・ウェブ。主演コンビも前作から続投、タイトルロールにアンドリュー・ガーフィールド、その恋人グウェンにエマ・ストーン。前作からの続投組は他にサリー・フィールド、キャンベル・スコット。新顔で今回のメインとなるヴィランのエレクトロにオスカー俳優ジェイミー・フォックス、その他のヴィランでグリーン・ゴブリンに「クロニクル」のデイン・デハーン、ライノに実力派ポール・ジアマッティ。
前作のラストで復縁を匂わせたピーターとグウェンですが、ピーターはグウェンの父親の最期の言葉を忘れられずにまだ悶々としています。この2人の関係と、ピーターの両親の失踪の真相がストーリーの核となってました。そしてスパイダーマンとしての言動が図らずも3人のヴィランを生み出し、ピーターは彼らとの対決を余儀なくされます。
<ネタばれあり>
・前作の3Dに関しては、劇場鑑賞時には正直あまりアメイジング感は感じませんでした。けど復習でBlu-rayを見たら、それなりな3D感が。まあ劇場とBlu-rayはまた違うとは思うけど。で、今作の3Dですが、「2Dとどちらを見るか迷ったら、まず3Dを見よ」って薦めるくらいに出来が良かったと思います。まあ原語重視派としては、3D見るならまず吹き替えになっちゃう、ってのがネックでしたが。でも今作のボイスキャストはふざけたようなタレント起用はなかったし、エレクトロの中村獅童も上手でした。
・では今度は肝心の映画本編について。実はこの中身に関しても前作は「つまんなくはないけど、正直リブートした意義が感じられないよ」と感じちゃったんです。けど今作は前作より間違いなく面白いし、次作も気になる終わり方になってました。
・面白かった点に関して言えば、やっぱアクションですかね。今回のエレクトロはかなりの強敵で正直弱点がなさそう…ってな感じ。結局よく分からない科学原理(?)で撃退されますが、あれだって「本当は死んでないんじゃないの?」って思えるし。このエレクトロとグリーン・ゴブリン両方とも空飛ぶし、スパイディかなりの苦戦を強いられます。って言うか、グリーン・ゴブリンはともかくとしても、エレクトロを生み出しちゃったのは、スパイディの何気ない軽口のせいですよねえ。ピーターの時はともかく、スパイディの時はかなり軽~いキャラで違和感を感じちゃいましたよ。
・正直ピーターとグウェンの煮え切らない関係には少々イライラしました。で、グウェンの留学にピーターがついて行くと決心した時には「なにっ!?パート3はイギリスが舞台か!?」なんて思いましたが、スパイディはNYのアイコンでもあるんで、そんなことはなかったスね。ってことで(?)グウェン死亡~…ってエーーーッ!!これにはマジでどビックリ!!何でも原作コミックにもあるエピソードらしいですが、映画だけで楽しむ派にはもうあり得ない展開ですよ。パート3ではどうなるんスかね?新ヒロイン登場?
・グウェンの死によりスパイディの活動も中断してしまうピーターですが、ラストで復活!その際に登場する子どもの健気さにはグッときました。そしてライノと対峙して終劇!「えっ、ここで終わり?」感は否めませんが、ライノは多分次作にも登場するんでしょう。
<ネタばれ終了>
再来年にパート3、その2年後にはパート4の公開も既に決定してます。マーク・ウェブ監督は次作をもって降板するそうですが、ということは彼の語りたいスパイダーマンの物語は3作目で完結するってことですかね。で、パート4で仕切り直しってこと?まあそうなったら4で終わるんじゃなく、更なる続編も考えられるんじゃないでしょうか。
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