ホビット 竜に奪われた王国 ( Written By TAKA )
年度末の仕事の忙しさも何とか一段落つきそう。で、久々の更新となりました。今日は3月1日には見てたんだけど、レビューが遅れてたコイツ。

監督は当然ピーター・ジャクソン。主要キャストも当然前作から続投。新顔として、「LOTR」からいよいよ登場!なオーランド・ブルーム。勿論レゴラスを演じてます。後見知った顔を挙げれば、ルーク・エヴァンス、スティーブン・フライくらいですか。
お話は前作の後から、いよいよドワーフの都であるエレボールに到着するまでを描きます。原作はよく知りませんが、結構短いお話らしいんで、映画ではかなりエピソードを盛ってると思われます。
<ネタばれあり>
・まず最初に率直な思いを→長過ぎ。もうね、コレですね何はともあれ。エピソードを丹念に積み重ねてるので、これくらいの時間(エンドクレジット込みで161分)になっちゃうんでしょうね。「LOTR」シリーズも個々がやっぱ似たような長さでした。ファンなら(いや、TAKAも好きなんですけどね)世界観に浸るために、これくらいの尺でも大歓迎なんでしょうか。でもねえ、やっぱ長く感じちゃいましたよ。これはTAKAの集中力の限界なのかもしれませんがね。
・「LOTR」とのリンクねたも放り込んできますんで、ファンは喜ぶでしょうな。前作にはイアン・ホルム、イライジャ・ウッド、ケイト・ブランシェット、ヒューゴ・ウィーヴィング、クリストファー・リーが登場してました。そういう意味では今作はオーランドだけか。けど前述の「LOTR」メンバー達がチラッとしか登場してなかったのに、レゴラスはきちんと見せ場が存在してます。更に次作でも活躍しそうな感じ。まだ若いせいかキャラ的には少し尊大な感じ、今回の冒険で様々感じることがあって、後のレゴラス像に近づいていくんでしょう。ドワーフとエルフの女性を取り合う恋の三角関係も匂わせます。ただそのエルフを演じたエバンジェリン・リリーがTAKAには全く魅力的に映らなかったのがイタい。
・もう一つ「LOTR」リンクは、当然サウロンでしょう。前作でもチラッと登場してましたが、今作ではその存在がクローズアップされます。ガンダルフも一蹴しちゃうし。これだけ大きな扱いになるのは、原作通りなのかな?「LOTR」を見てる人は、世界観の統一ということで嬉しいポイントなんでしょうが、問題は「LOTR」を見てない人たち。当然そういった人は、この問題に関しても次作でカタがつくと思うでしょうからね。まあ次作で「あれ、あのネクロマンサーって結局…?」ってなった人には、「LOTR」も見てもらう、なんて戦略も働いてるのかも。
・尺が長い分、見せ場も適度に点在してます。その中でも印象に残ったのは、やっぱスマウグ関連でしょうか。人語を解し話すってのには結構ビックリしたし、かなり知性にも長けているんですね。ビルボ&ドワーフもなかなか機転を利かせて応戦しますが、全く歯が立たず。で、怒ったスマウグは近くの港町を急襲すべく飛び立つ。で、ジ・エンド。かなり尻切れトンボな終わり方で、周囲では思わず「エッ、これで終わり!?」なんて声が漏れてました。まあ尾を引くような終わり方はある程度予測してたんで、TAKAは驚くほどのことでもなかったです。
<ネタばれ終了>
長過ぎる、なんて書きましたが、面白いことは確か。現時点の今年No.1です。大画面で見るべき映画ですよ。最終作となる次作は、北米で今年の12月17日公開予定。IMDB見たら、日本も同時公開になってるけど、今作みたいに2月とかになる可能性もありかもですね。
スポンサーサイト
|