サンダーアーム 龍兄虎弟 その1 ( Written By TAKA )
今年に入ってから「SW」ネタはBlu-ray化ニュースのみ…何もネタがなくて、ユナ関連やジャッキー映画レビューに逃げてる気もしますが御容赦を。今日は1986年ジャッキー作品をレビュー。これある事件のせいで、製作にすったもんだあった作品であります。その事故とは…そう、アクション俳優ジャッキー最大の事故である頭蓋骨陥没事件です。
殆どのスタントを自分でこなすジャッキーにはそれこそケガがつきものでありますが、本作撮影時の事故は前述通り最大の事故であり、俳優生命を脅かすというより、文字通り生命を脅かした事故でもありました。木に飛び移るシーンで、誤って木からそのまま落ちて頭蓋骨陥没の大怪我を負います。当時は一般紙でも報道されまして、TAKAは夕刊でその記事を見て、同じくジャッキー好きの友人に「コレ大丈夫か!?」と電話した記憶があります。だってその数日前に「夜のヒットスタジオ」に出演してたもんなあ。まあ結局は奇跡的かどうかよく分かりませんが、無事回復して本作の撮影に戻ることに。
完成した本作は「監督:ジャッキー・チェン」とクレジットされますが、元々は「大福星」のチビ、または「悪漢探偵」の監督であるエリック・ツァン監督作として製作がスタートしました。しかし撮影開始早々に上記の事故が起きてしまい、製作は一時ストップすることに。再開までに時間がかかってしまったことにジャッキーは責任を感じ、再開時には監督も兼務することになるんですな。ここら辺実際の事情はどうだったんでしょう?実情は今述べた感じで合っているのか?それともワンマン体制でやることが好きなジャッキーが現場を仕切りたいがために、エリックを事実上解雇したのか?後者は穿った見方かもしれませんが、TAKAはあながちあり得ないことでもないと思うんですよねえ。もしこの「エリック解雇」説がある程度当たっていたら、彼とジャッキーの仲は当然ある程度気まずくなると思います。が、その後「アクシデンタル・スパイ」で共演したり、プライベートな写真でも笑顔でツーショットしてるんで、やっぱTAKAの邪推なのかしらん。まあ最終的にエリックは「原案」とクレジットされることになりますが、彼が最後まで撮り上げていたら本作はどうなっていたんでしょう?かなり印象が異なった作品に仕上がっていたと思えるので、すごく興味があります。まあ今となっては妄想で補完するしかないですが。
前回レビューした「ポリス・ストーリー 香港国際警察」に超絶的大興奮したTAKAは、かなりの期待度で本作の劇場鑑賞に臨みました。これ確か従兄弟と一緒に見たんだっけなあ、同時上映は「ルパン三世 くたばれノストラダムス」じゃなかったっけ。ああそういや「いとこ」って「従兄弟」と書くんだ、読めるけど書け、って言われたら思いつかないかも。えーーとじゃあ「はとこ」ってどう書くんだ?おお!「再従兄弟」!!これ読めんなあ。脱線ついでに、同時上映ってシステムも懐かしいなあ。昔は同時上映が当たり前だったよなあ、東京とかは違うんだろか?ホスじゃヘタすりゃ「3本立て」なんてのもあったぞ。「ポリスト」の同時上映は「コクーン」だった。「プロA」は何だっけ?「ブッシュマン」もホスじゃジャッキー映画(どれかは失念)の同時上映だったなあ。挙げた以外に覚えてるジャッキー映画同時上映は「魔女卵」「ヘブンリーボディズ」「食人族」「伊賀のカバ丸」「ウィンターローズ」「ホワイトライオンの伝説」「またまたあぶない刑事」「唐獅子株式会社」、ああ、まだまだあるはずなんだけど忘れてるもんだねえ。
っと、脱線してたら映画の内容に触れる前にこんな長文に!こりゃ次回以降に持ち越しってことで。
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